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【津みなみ通信#12】下肢の検査
ABI(足関節上腕血圧比)
腕と足の血圧を測定し、足の血管が詰まっていないか、狭くなっていないかを調べる検査です。
足関節上腕血圧比という名前のとおり、
足関節と腕の血圧を比べて数値化します。
ABI=足首の最高血圧÷上腕の最高血圧
足の方がやや血圧が高く、1.00~1.40が標準値です。0.90以下では末梢動脈疾患を疑います。
ABIはどこが狭くなっているかの部位や程度までは特定できません。そのため狭窄や閉塞の可能性がある場合は下肢エコーなどで詳しく検査する必要があります。
ABIは患者さまの負担少なく検査することが可能です。当院の透析室では年に1回定期的に検査を行います。年1回のほかに、足の痛みやしびれ・冷えを感じた際にはその都度検査をしますのでご相談ください。足を守るためにも検査へのご協力をお願いします。